割り込みモードは、特定のコマンドの先頭に'(アポストロフィ)の記号を付けることで実行できます。
以下の挙げるコマンドは、割り込みモードが使えるコマンドの一覧になります。
- ズーム… 'zoom
- ジオメトリック計算… 'cal
- オブジェクトスナップ範囲設定… 'aperture
- 色設定… 'color
- 点スタイル管理… 'ddptype
- タイマ… 'delay
- 距離計算… 'dist
- ドラッグモード… 'dragmode
- 作図補助設定… 'dsettings
- バージョン情報… 'about
- 高度設定… 'elev
- 塗り潰しモード… 'fill
- オブジェクト選択フィルタ… 'filter
コマンドエイリアスとは、コマンドを別な名前に置き換えて登録されたものを指します。
一般的には元のコマンドを短い名前に置き換え、入力を簡単にするために利用されます。
例えば、[線分](LINE)コマンド。
正式にはコマンドラインにLINEと入力してコマンドを実行(Enter)しますが、線分コマンドにはデフォルトでLというコマンドエイリアスが割り当てられていますので、Lだけを入力してコマンドを実行(Enter)することができます。
このようにコマンドエイリアスはAutoCADにはたくさん登録されていますし、プログラムパラメータファイル(*.pgp)を直接編集することでユーザが自由に追加登録することができます。