外部参照は現在の図面に別途作成してある図面を参照貼り付けする機能です。
各図面にある共通項目があった場合、その共通項目だけを別ファイルとして作成し、必要な図面に[外部参照]で貼り付けます。
外部参照する際にパスの種類を選択する必要がありますが、こんな違いがあります。
絶対パス
外部参照する参照ファイルの保管場所を完全に指定します。
ローカルのハードドライブ名、またはネットワークサーバのドライブ名などが含まれます。
参照ファイルの保管場所を明確に指定する一方、第3者が別なパソコンで作業する際に、まったく同じフォルダ構成でないと参照ファイルを見つけることができません。
相対パス
作業図面から見た参照ファイルの保管場所を指定します。
ローカルのハードドライブ名、またはネットワークサーバのドライブ名などが含まれないのでフォルダ構成が崩れない限り参照ファイルを見つけることができます。
パスなし
パスなしを選んだ場合は、以下の順序で参照ファイルを検索します。
・作業図面と同じフォルダ内
・[オプション]の[ファイル]タブにある[プロジェクトファイルの検索パス]で指定されているフォルダ内
※この設定はAutoCAD LTにはありません。
・[オプション]の[ファイル]タブにある[サポートファイルの検索パス]で指定されているフォルダ内
・Windowsアプリケーションのショートカットで指定されている[作業フォルダ]
上記内容を踏まえ、外部参照を上手に使いましょう!
本やソフト、周辺機器などのセレクトサイト 「